土地を選び住宅を建てる（別荘を建てる）

住宅の吉凶を見てみましょう。
田舎では、大地の山水及び来龍の気勢を主とします。
都市では、前後左右を見た屋勢及び水の来去と来路を主とします。
この他、家屋の形状と室内格局（間取り）は、人の禍福とお互い密接に関係しています。
まず初めに、住宅を建てる地点を選択します。
前後左右を見ます。楊公（楊救貧）の「天心十道」の點穴手法に依り、坐向を決定します。続いて、分金線（建築線）を引きます。
後方の靠山が強く、形があります。標準的な後枕円です。正面に相対峙する山脈は最も高い地点となります。
その次に、動土の日を選び、建設を開始します。

良い風水師は、古書を熟読し、充分な経験があること。
それ以外に、また「因地制宜」（その土地の情況に応じて適当な方法を取ること）をしなければなりません。
現在の山勢地形を見て、取捨選択を加えます。
もし聚気の位置（気が集まる地点）を探し出すことが出来て、その場所に家を建てれば、自然に山川の霊気が集まり、旺宅（人を栄えさせる家）となります。